2002-09-21
国債の売れ残りはデフォルトへの前兆

ついにといいますか、国債の「売れ残り」が発生しました。

今朝の新聞には特段大げさに記すところはありませんでしたが、
入札の結果国債が売れ残ったということは、買われなかったとい
うこと、つまり国債の償還期限が来たとき、新たに発行される借
換債の売れ残りの可能性があるということ。つまり、償還されな
い、債務不履行というデフォルトが起きるということ。これは完
全なる破滅のシナリオを描けてしまうということです。

小泉総理が30兆円以内と叫んでいるのは、建設国債や赤字国債
などの新規発行分を言うわけであって、償還のために発行する、
いわば国家ぐるみの自転車操業は年間70兆にもなるのです。

それらを買っているのは、政府、郵貯、銀行、生保などの機関投
資家。その原資は私たちの預貯金などであるわけです。国債のデ
フォルトとはどこか遠いところで起きている縁遠いことではな
く、我々の足元の問題であるということを認識していただきたい
のです。

「売れ残り」これは、デフォルトへの前兆と見るべきです。