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| 2002-09-25 |
| 北朝鮮も少年犯罪者も一筋縄ではいかない |
小泉首相は、北朝鮮への経済支援について「日朝平壌宣言に盛られた約 束を北朝鮮が誠実に実施することが大前提だ。国交正常化がならない段 階で経済支援を行うことは考えていない」と述べ、国交正常化前の支援 は実施しない考えを強調した。これは当然の事でこのスタンスを徹底し て貫いて欲しい。 その意味で、拉致被害者家族の心情を考慮したとしても、国交回復交渉 を開始したことを私は評価したい。拉致被害者家族に対し、被害者が、 何時、誰によって、どのように、誰の指示で、拉致され、何処に生存、 どんな原因で死亡し、関係者を処分したというならば、それらを完全に 情報公開してからの国交回復。北朝鮮が喉から手が出るほど欲しい日本 の支援を受けるためには、この問題解決をして初めて土俵に乗れるとい うことを徹底的に解らしめることだ。 さて、「何時、誰によって、どのように、誰の指示で、拉致され、何処 に生存、どんな原因で死亡し、、、、、、」というフレーズで重複して 考えていることがある。少年犯罪の被害者遺族の心情だ。 私は「子供の人権」とは、「明日の命の安全保障」と理解している。そ ういった意味で、アフリカやアフガニスタンの子供達には人権がない。 本来子供の人権とはそういった背景から生れたはずだが、今日子供の人 権の解釈に変化が生じ、豊な国での子供の我が侭すら「人権だぁー— ッ」と野放し状態である。 須磨でのサカキバラ事件をはじめとし、被害者家族は、加害者周辺の人 権保護に阻まれ、「何時、どのように、拉致され、どんな状況で死亡 し、、、、、、」が、明らかにされてぬまま、裁判が進行する挙句に は、10年そこそこで社会復帰してしまう。確かに殺人を犯した少年の更 生を考えることも大事ではあるが、北朝鮮問題で、これだけ世論が騒い でいるならば、少年犯罪被害者家族の心情ももっと考慮に入れても良い のではないか。少年犯罪は社会の責任ではない。その「少年の責任」で ある。まだまだ分別がつかなかろうが、社会がそれを教える必要があ る。責任の所在をはっきりとし、処罰することがなぜ子供の人権侵害な のであろうか。 昨日渋谷を歩いた。隣の高校生らしき2人が「別にいいじゃねぇか、な ぁ、人を殺したって、今なら出てこれるんだから、、、、、、」全身の 毛穴が開く思いだった……実際にそんな言葉をライヴで聞くと、その場 を立ち去りたくなる。 北朝鮮も少年犯罪者も一筋縄ではいかない。 |