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| 2002-12-09 |
| 北朝鮮疑惑は、政治家の疑惑でもある |
奄美大島沖で起きた北朝鮮の工作船事件。この工作船が1998 年に東シナ海で日本の暴力団と覚醒剤の洋上取引をした北朝鮮の 船舶と同一であることが強まった。 北朝鮮による覚醒剤密輸疑惑は97年に宮崎県細島港で、北朝鮮 の貨物船から覚醒剤約60キロが見つかって以降増える一方。そ の後、99年10月に、北朝鮮沖で中国船から過去最高の564 キロの覚醒剤が押収。警察庁によると、98年は覚醒剤押収量の 何と40%(863キロ)が北朝鮮ルートのものだったとされ る。 2002年1月に福岡市沖の玄界灘で、北朝鮮の南浦沖合で北朝 鮮籍とみられる船から覚醒剤を搬入した中国漁船から、覚醒剤1 50キロが押収されている。 押収された覚醒剤の共通点として、その純度の高さが指摘されて いる。覚醒剤を密造する場合、その環境に限界があるため、設備 が完全でない場合が多く、不純物が混入せざるを得なく、純度の 高いものを製造する場合、それなりの設備が必要。つまり、純度 の高さは、その設備環境の良好さを推察できる。ある程度の設備 が必要で、あらゆることが、金正日の許可なしに行えない北朝 鮮。地下組織が存在するとは考えにくい。覚醒剤は明らかに国家 ぐるみの製造を疑われてもおかしくない状況である。 戦後日本には妙に触れたくない、タブー視されてきた北朝鮮問題 が幾つか存在する。朝鮮総連問題、拉致問題、覚醒剤問題がその 筆頭であろう。また、平行させて、「国家とはっ」と演説すれ ば、右翼的と冷たい視線を浴びていた時代もあった。これもま た、戦後自虐的歴史観の呪縛から解き放たれぬ証拠であろう。戦 時中、国家総動員法の下確かに朝鮮人が強制兵役に送られた。し かし、それは、日本人も同じである。そして、それは戦時中の特 例である。日本人拉致疑惑は、「平時」における、「誘拐」と同 じである。 朝鮮問題は、日本の朝鮮に対する統治の問題に端を発し、その是 非を問うばかりか、自虐的に朝鮮に対し及び腰で、物申せず、2 5年間でっち上げだと言い通され、拉致問題をずるずると引きず って来てしまった。 さて、98年に警察庁が北朝鮮ルートを解明しているにもかかわ らず、覚醒剤ルート捜査に進展がないのは何故か。間違いなく妨 害する圧力が存在するはずである。これまでに、我々国民は国の 北朝鮮に対する様々な腰抜け外交の歪を目の当りにしている。状 況証拠が出て初めてマスコミもようやく重い腰を上げた。 しかし根は深い。そして、政治家は実にだらしがない。疑惑が多すぎる。 |