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| 2003-04-29 |
| 表選挙と裏選挙 |
地方統一選後半戦が終った。痛恨の一敗を喫したが、民主党としては納 得のいく結果だった。ともかく皆頑張ったし、悔いはないと思う。しか し、痛恨の一敗、これは党として公認候補だっただけに課題の残るもの だった。意外と「敵は内部にいた」だけに、選挙とはやはり戦争、それ も情報戦と、水面下の駆け引きが勝敗を分ける。 地元では「ここは特殊なところだから、、」と口にする人が多いが、全 国的な結果を分析すると、基本的な戦い方に違いはない。 特に市議・区議選において確実にいえることは、表選挙では勝ち目はな いということである。表選挙とは所謂選挙といえば、街頭演説や、街宣 車に乗り、スポットの演説、桃太郎、集会の開催にウエイトを置くも の。対して裏選挙とは、潜りの選挙、つまり、後援会名簿を中心とし て、個別に票を一つずつ確実に積んでいく。選挙期間中の戸別訪問は禁 止されているゆえ、隠れて、潜って、という意味で潜りの選挙、裏選挙 といわれる。 そして、準備が9割、本番1割。つまり、事前準備がなければ、選挙期間 中にどれだけド派手な選挙を行ったところで、有権者の票は裏で固めら れているゆえ、時既に遅し。事前準備、本番と戦略的にあえて政策の訴 えを重要視した陣営もあったが、すべて敗退していた。 つまり、地方統一選とは、世間がイメージするところの選挙とは次元の 違うところで戦われるものなのである。候補者が4年間の間にどれだけ 顔を出しているかが最も重要なのである。 これら原則を無視し、現職の市議、それも議長すら落選したのである。 「筋の選挙」という言葉が我が陣営ではよく使われる。現実問題として 地方選においては特に知合いであるということが政策を優先するのであ る。 私の周辺からは新しく8人の新人候補者が見事当選した。そのすべてに 関わったわけではないが、喜ばしい限りである。そして、17人の新人候 補者が惜敗した。そのすべてが政策重視の選挙戦を戦った。残念ながら これが現実なのである。一般に選挙としてイメージされる選挙は、国政 選挙のみで有効なのである。なぜなら、選挙という風がマスコミなどを 通じて吹くからである。 それもこれも、投票率が低いが故に起こる理屈である。残念な言い方で あるが、多くの地方統一選挙、特に市町村区議選挙は、選挙に関わる人 たちだけで行なわれている選挙といっても過言ではない。政策の訴えを 重要視し、浮動票を獲得しようという戦略は、国政選挙のみに期待でき るのである。 道も随分歩いて覚えたし、選挙を通じてたくさんの人々とめぐり会え た。少々きな臭い取引にも加わらせていただいた。この一ヶ月は一冊も 本を読まず、パソコンも触らず、「選挙」に徹した。そろそろ、「政 治」を再開しなければ。 ここで、私の情勢について。担当する4市のうち、3市で与党の分裂構造 が起きている。これは私にとっては実に都合がよい。その後の戦略はこ こでは絶対に記せない。 必ず勝ちに行く。 ※明日からは通常どおり、毎日更新していきます。選挙期間中失礼いた しました。 |