2004-02-12
酒税利権について

体調優れず弱音を吐いていたら、これは美味いから是非飲んでと
一の蔵の純米酒を頂いた。・・・本当に美味い。

本当の酒は本当に美味い。まぁ、私も酒通ではないのでその気に
なっているだけなのかもしれないが。

そういえば、昔は「特級」「一級」「二級」という言葉があっ
た。国民はこれに騙され、一見清酒風アルコール飲料とも言うべ
き三増酒に舌鼓を打っていた。当然、贈答品には特級。二級酒と
は所詮特級に対して二級の値打ちというのが相場だった。

しかし、見事に騙されていた日本人の舌。特級酒と一級酒にはな
んら味に差はなく、酒税が特級酒のほうが多いだけ。二級酒とは
税務署の審査を出していないだけのことで、味とはなんら関係な
い。言い換えれば、酒税貢献の高いものは特級という意味が正確
なのである。

本当に味の判る志士たちの戦いの末、地酒ブーム(二級酒ブーム)
が勃発し、利権集団の悪巧みが白日の下晒される状況にあったの
だ。

戦前から脈々と続く、国税局と大手酒造メーカーと政治家の癒着
が存在した。平成4年に完全撤廃された級別制度だが、50数年間も
騙され続けられた消費者たち。懲りない生産者達とその周辺に群
がる利権集団。

日本の食の問題もここまで来ていたのかと、身の毛もよだつ真実
がまだまだ多く存在する。

※参考