2004-02-25
財産、安全保障の問題を政局に利用してはならない

6カ国協議のホスト国である中国が、開会の時点で「拉致」という
言葉を発するかどうか、注目したい。国が違うのだから思惑は違
う。また、違う国の歴史は一致しない。それを前提として初めて
異国間の対話が成り立つ。日本が毅然とした歴史観を背景に国家
を背負った外交を展開してくれることを望む。

国会では、与党が参議院選挙を意識して、年金制度改革を秋の臨
時国会へ先送りする可能性が出てきた。イラクへ派遣された自衛
隊に何かが起こらないかと妙な期待をする人達もいるようだ。国
民の財産の問題や、安全保障の問題を政局に利用してはならな
い。すべての国民が、主体的にこれらの推移を見守っていただき
たい。