2004-05-09
結党以来の危機

結党以来の危機である。

福田官房長官辞任の影響が想像以上だ。「攻め入られた」という
感がしてならない。絶妙のタイミングであったと認めざるを得な
い。

国民世論、マスコミの矛先が菅代表へ向けられている。オセロゲ
ームのように角々を取られ、あっというまに体勢逆転。自民党の
ほうが喧嘩の仕方を知っていたということか。官邸を後にする福
田氏の姿が目に焼きついて消えることがない。

何故、3党合意をしてしまったのか。14区でも沢山の民主号外版を
作り、年金法案には徹底抗戦すると息巻いていたが、すべてゴミ
クズとなる。徹底抗戦したが可決してしまったという状況で参議
院選挙に突入すれば、争点となるはずだった。いまさら3党合意解
消も有り得ない。もう争点にはならない。加えて代表の進退問
題。

代表がテレビに出れば出るほど言い訳がましいという指摘を受け
る。何かあれば代表を引き摺り下ろすという民主党の体質はよろ
しくない。鳩山降ろしの時も見っともなかった。「5ヵ月後、9月
の代表選まで選ばれた代表で何があろうとも戦うべきだ、引き摺
り下ろしたければ、代表選で引き摺り下ろしたらよい」と小沢代
表代行は言っていた。私はそうあるべきだと思う。しかし、もう
それも通らぬほど世論の見方は取り返しがつかなくなってしまっ
た。

同じ未納でもかくも扱いが違ってしまったのか。

菅代表は理由を言わず、ただ誤ればよかったのだ。それを一方的
に行政の責任にしてしまい、伸子婦人をも記者会見に引っ張り出
してしまった。私は営業端出身であるから、クレーム・トラブル
こそセールスチャンスだと思っている。クレーム処理の仕方によ
って、幾らでもプラスに転じることができる。しかし、対応を誤
れば取り返しのつかないことになる。残念ながら菅代表(執行部
も)は、「クレーム処理」を誤った。

では、誰が次期代表を務める。実際のところ後任がいない。明日
10日の総会で様々な決定が下されるであろうから、浪人生が何を
言っても始まらないとは思うが、一言だけ。

現職は実績も名誉もネームバリューもある。最新の武器も、食料
も、資金も揃っている。しかし、浪人生の個人による選挙区にお
いての囲い込みには限界がある。どうしても、党に対する国民の
期待感に頼る所が相当割合占めている。武器もなく、食料も、資
金も最小限しか揃っていない。それでも、戦いに勝たねばなら
ぬ。

現職の皆様。どうか浪人生の足を引っ張るのだけはお止め戴きた
い。