2004-05-12
本質は別のところにあるのかもしれない

※今日は「含みのあるコラム」になってしまったことをお詫び。

昨日も後援者からの呼び出し、来客が途切れることなく続き、夕
方ホッと一息床屋に行って一日が終わってしまった。民主党には
失望したという意見が多く穴があったら入りたい気持ちだった
が、ここに来て色々な構図が情報として入り、むしろ国民は本質
とは別の部分を見せられていると思っている。

例えば、福田辞任について。潔しというのが多くの見方だが、本
人が辞任した本当の理由は別のところにある。たまたま、福田
氏、小泉首相の利害が一致しただけだなのだ。北朝鮮問題が、参
院選を前に急展開を見せようとしている。当初、小泉首相は安倍
幹事長を抜きとして福田ラインを重要視。しかし、山崎ルートを
選択するようになり、官邸内では二人の確執を指摘する声も多か
った。要は、北朝鮮、道路公団、歯科医師会など女房役としてこ
れだけ処理しきった(?)のに、という裏切られ感。プライドが高い
だけにいずれはと思っていたところで、このタイミングを選んだ
というのが自民党筋情報。保険料未入問題で官房長官が辞任する
ことも無い(菅さんはこれを言い過ぎた)わけで、上記理由が本
筋、と同時に、これで菅代表の首を獲れると思ったのだろう。

国民に映る福田像と実像では相当な違いがあるようだ。そう見せ
る、将に政治家である。

さて、民主党。3党合意が何故なされたのか。最も注目すべきはこ
の点である。複数の現職議員に色々と聞いたところ、大半が未だ
に理解できていない。何故(?_?)の感が払拭できないという。だか
ら皆理由を探り出す。色々な情報が飛び交っているが、私が思う
に、3党合意が「滑り出してしまった事情」があり、不覚にも菅さ
んは既に滑り出してしまった段階でその存在を知り(外遊中?)、も
うそれに乗らざるを得なかった。旧自由党一派が表に出てまでも3
党合意に反対するのは、「滑り出してしまった理由」に危機感を
持っているわけで、存在感を示す為に行っているのではない。確
かに民主党内の旧自民党議員は田中派が多い。55年体制の中にい
たわけで、彼等はそれを最も忌み嫌う。忌み嫌う何かがあるの
だ。菅さんはそれを処理しきれず認めてしまった。それを小沢さ
んが情けなく思っているのか、、、。

菅代表は民主党の分裂を最も恐れた。国民から理解されない3党合
意を飲み込む理由があった。単なる、自己弁護にテレビ局を回っ
たのではないと理解している。ただ、そう見えてしまったことは
事実であり、滑り出してしまった理由は話せない。だから、テレ
ビ局回りはするべきではなかった。

以下、読者よりのメッセージ
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菅さんは、「厚生大臣」時代、厚生省役人に対しエイズ問題を鋭
く追及し、一応の決着を見たが、これはご立派のひとこと。これ
までの大臣は皆役人の作った「案件」に花押を押すだけ。因みに
あの「小泉」も「厚生大臣」やったが、官僚の言うまま。その差
は歴然。そこへ小沢さんの、「国難」に当たるに「小異を捨て
て、大同につけ」と。

これだけのトップがいて、あの魑魅魍魎(ちみもうりょうー化け
物集団)の「小泉」「公明」連合に負けるはずがないのだが。何
より、早急な「基本戦略」の練り直しが 求められる。 
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有難いメッセージである。

謝れなかった「人間菅直人」に対しては呆れた、至極残念。しか
し、「政治家菅直人」を継続して信じてみようと思う。同時にそ
こまでしなければならなかった理由、深刻な病巣が党内にあるの
かもしれない。本質は違うところにあったにせよ、民主党にとっ
て最大の危機であることに変わりは無い。