2004-06-13
「選挙・政治(政策)・政局」、三者のバランス

今日は、政治を志す人に特に読んでいただきたい。選挙が近づく
といつも思うことがある。

「選挙・政治(政策)・政局」である。

議員になるためには選挙に当選しなければならない。有権者の代
弁者としての議員を選び、議員が議会で物事を決定していく。こ
れが民主主義。政策に如何に自信があろうとも、有権者に支持さ
れなければ、政治家として政治に携わることは出来ない。裏を返
せば、全く政策が無くとも、選挙に当選すれば、議員にはなれ
る。

当選しても政策がなければ、議員として仕事は出来ない。次の選
挙で冷酷に判断されるだろう。また、議員は当選の仕方で、政策
内容は変わってくる。業界団体に支持されて当選すれば、業界団
体の言いなりとなる。有権者の代表というよりは団体の代表であ
り、政策実現というよりは業界利益の保護なのだ。逆に、無党派
層に支持され当選すれば、足枷もなくあるべき政治家として活躍
できる。普遍的な国益の為に活動できる。しかし、実際には無党
派層が一番選挙に行かないし、政治にもっとも関心がない。

そして、以上は政局に左右される。水物である。ある日突然好転
するし、悪転する。予測は不可能である。政治にかかわるあらゆ
る影響が自らの問題ということとなる。世論、ニュース、情報収
集は欠かせない。

今、自分が最も痩せ我慢している部分は、「資金と組織」であ
る。所謂、政治資金は政党支部助成金を頂いているが、これによ
り、私の政治家としての位置づけは民主党という枠内にほぼ限定
される。仮に民主党が嫌なら、離党すればよいだけである。それ
以外に団体として資金提供を申し出てくれるところもある。しか
し、団体から資金を頂くとなるとその枠内に限定される政治活動
となる恐れもある。範囲を広くしようと思えば、個人からの資金
提供を中心にせざるを得ぬが、それには限界がある。

因みに自分の生活も今は蓄えを取り崩す日々が続いている。私は
以前複数の会社の役員をしていたことがあるが、今は、勤務実体
のない会社から報酬を受けるわけにはいかない。当然役員は辞し
ている。昔は浪人時代そんな生活手段方法もあったようだが、
「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」というわけ
にはいかない。だから、生活は今の環境で続けるしかない。

組織も同様。事務所を更に稼動させようと思えばスタッフが必
要。その為に人件費を捻出する必要もある。しかし、金はない。
捻出しようと思えば、何処からか資金提供を受けるしかない。し
かし、その手段は今のところ否定している。

「資金と組織」作りに邁進せよとの意見もあるが、金も組織も、
バッチを付けた瞬間、手に入る。要は先か後かというよりは、
「限度」「程度」「方法」の問題である。議員になることが目的
の人は、「限度」「程度」「方法」もそんなことは関係ないのだ
ろうが、議員になってからが目的な私は、やはり拘りたい。しか
し、それでも、資金と組織が確立された組織と戦わなくてはなら
ないという現実がある。

「選挙・政治(政策)・政局」、三者のバランスの取り方が実に難
しい。