2004-09-26
世代間闘争の時代

この2年で5回の選挙に関わらせて頂いての雑感だが、時代は、政
党・組織・支援母体・利害・癒着・地域を巡る争いの構図という
よりは、「世代間闘争の時代」に入ったのではないかと感じてい
る。つまり、「分裂する筈のない何某かが、分裂して選挙戦を戦
っている現状」を内から見てみると、そう考えざるを得ないの
だ。

政界だけではない。プロ野球界も同様だ。ライブドア、楽天など
がプロ野球へ新規参入しようと試みている。

私の周辺では、こんなメールのやり取りがある。

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楽天は何故に、ライブドアが手を挙げている仙台に候補地をぶつ
けて来たのか。・・・・背後には○○○○の存在が噂される。

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「旧勢力=旧時代の秩序維持勢力」の依頼を受けての決断だった
ようですね。

旧勢力からすれば、秩序を乱す、つまりどこの馬の骨かわからな
い「ライブドアという存在」は許せなかったのでしょう。旧勢力
がどう発想するかは、銀行時代に秩序を乱しまくった経験から、
よーくわかります。

変革期であるにもかかわらず、変革を求める層と秩序を維持した
いエリート層の間には、まだまだ「越えられない壁」が存在する
ということだと思います。

資本主義・自由主義を維持したままの「徐々なる変革」では、一
気に堀江さん的な世の中にするには無理があると思います。その
壁につきあたり、もがいた末の三木谷氏の決断、それが、旧勢力
との一定のコラボレーションだったのだと思います。(堀江氏も
三木谷氏も、旧勢力からみれば結局は異分子。程度の問題。)

一気に堀江さん的な世の中にしたいという新勢力と、○○○○の
ごとく急激な変革を望まない旧勢力。旧勢力が今のシステムを握
っているという現実。システムをぶっ壊さない限り、システム維
持旧勢力は跋扈を続ける。

システム維持旧勢力は取り込むのが得意。あるときは審議会、あ
るときはカネ、ヌエのごとく反対勢力を次々と取り込んできた旧
勢力。今度は、我々新勢力が、旧勢力を取り込んでいかなければ
ならいないのだと思います。

果たして、三木谷氏は取り込まれたのか、取り込んだのか。
取り込まれたとしても、旧勢力内新勢力になるはず。将来旧勢力
を分断できる素地になるはず。

いずれが参入するにしても、プロ野球に新勢力の陣地ができたと
いうふうに考えてよいと思います。

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政界にこそこの流れが必要なのではないか。私は旧の全てを否定
するものではない。新しい勢力の存在が旧勢力とあいまって新時
代を切り開いていくことに変わりはない。

現状の政党政治に限界点を感じるのだ。自民党と公明党の連合軍
も、民主党も閉塞感から抜け出られない。対立軸が有権者にも今
ひとつ伝わらない。しかし、現場はそういった対立軸になってい
ない。

旧勢力と新勢力、「世代間闘争の時代」である。あらゆる組織体
にこの対立軸が、顕在化する段階ではないにしても、確実に存在
すると思う。

「世代間闘争の結果、政党間を越えた首班指名で首相が選ばれ、
政界再編・・・」なんてことを、可能性として否定できないと
少々の想像を巡らせてしまう事もある。