2004-10-05
常任理事国入りについての雑感

国連常任理事国入りをどう思うかのご質問をいただいた。

国連は重要視しなければならない。しかし、全てを信じてはいけ
ないと思っている。終戦当時の連合軍が国連であり、敵国条項も
いまだ残っている。また、国連安保理とは、国際の平和と安全の
ために物事を決定する機関である。方法手段には武力も含まれ
る。そして、集団的自衛権の国家としてのスタンスも問われる。
我国は集団的自衛権の問題はスタンスが取れていない。

雑感として、中国が拒否権を行使する可能性が高いと思うので常
任理事国入りは今のところ有り得ないと思っている。

むしろ、この問題で私が最も危惧するのは、常任理事国入りする
ために、あらゆる妥協をしてしまうのではないかという点。歴史
観、戦争責任、靖国、追悼墓地、教科書、分担金等々・・。

敵国条項が撤廃されて、歴史意識、主権意識、安全保障意識を日
本が独自に行使できる、継承できる環境があるならば、常任理事
国入りも良いだろう。しかし、それらなくしての常任理事国入り
は国家の為に何の意味を持つのであろうか。

また、国連待機軍。民主党内では色々と議論のあるところだが、
私は積極的にはなれない。第一には、軍隊は2つはいらない。自
衛隊を軍隊ではないと無理矢理思い込んでいるのは日本人だけ。
どこから見ても、軍隊である。アメリカ、ロシアに次ぐ、中国よ
りも多い軍事予算を計上している。軍隊を2つも持つほど余裕は
ない。第二には、主権国家として、防衛を他国に委ねるというの
は如何なものか。長尾家の防犯は、家長である敬が責任を持つ。
決して、管理組合だけに委ねない。