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| 2004-10-13 |
| 李登輝発言・・・台湾問題 |
「私が総統を務めた12年間を含め、台湾が中華民国領土だったこ とはない」。 台湾民主化の旗手である李登輝の今回の発言は、アイデンティテ ィーの叫びとも聞こえる。一方の陳総統は「台湾こそが中華民国 である」とし、中国に対する少々の手心が伺える。彼の政治基盤 がそう言わせるのであろう。 「民主党は、台湾の一方的な独立を支持せず、同時に中国の台湾 に対する武力行使については断固反対。わが国は、台湾海峡をめ ぐる緊張が生じないように中国・台湾にあらゆる予防的働きかけ を行うことを最重要課題の一つに位置づけるべき。その際には、 1972年の日中共同声明が前提となることは当然のこと。」これ が、民主党の姿勢である。 実は今日某所で、台湾独立について言及しなければならないのだ が、私の姿勢は上記とは全く同じではない。 戦後は蒋介石が、中国国民党として台湾に軍事拠点を置いてい た。これが中華民国。一方の中国共産党は大陸を手に入れた。当 時ひとつの中国に拘ったのは蒋介石だった。1949年中華民国・国 民党は中国共産党との内戦に敗れ台湾へ追いやられる。同時に、 大陸に中華人民共和国が成立。1971年に中華人民共和国が国連に 加入。これを不服として蒋介石は国連を脱退してしまう。このと きに、蒋介石が一つの中国を諦めて、中華民国、あるいは台湾と して残っていれば、独立国家として認められていたと思う。当時 世界は中華民国と、中華人民共和国はそれぞれ独立国として認識 されていたのである。 だから、民主党が記すような、「一方的な」独立ではなく、歴史 が証明する独立であると認識している。台湾海峡有事を防がねば ならないのは当然のこと。ただ、この場合仕掛けるぞと軍力をち らつかせているのは中国側であり、我国は中国にこそ説得を行わ なければならない。対中ODA見直しなど、カードは確実に存在 する。 また、日中共同声明が前提であるならば、「両締約国は、主権及 び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、 平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒 久的な平和友好関係を発展させるものとする。」とし、中国には 我国の内政に関する干渉を行って頂きたくない。 台湾問題でいつも重ねて考えるのは、清国が、壬午政変、甲申政 変と、2度にわたって朝鮮の内政に軍事介入し、ことごとく日朝の 関係を踏みにじってきた歴史。当時朝鮮は民主化運動が盛んであ り、ロシア南下に対抗すべく民主化が必要だった。にもかかわら ず、清国の軍事介入がそれを阻んだ。 日本としては、民主化を快く迎えるべきである。これは極めて自 然な発想であると思うが、、、。 |