2004-12-06
お題目より印象に残る言葉の数々

先日も死刑廃止を訴える集会に出席したが、今回の集会において
も、いろいろな意見を聞くことができた。私は死刑制度につい
て、これが絶対的に存在し続けるべきであるとは思わない。終身
刑に代えていく方向もありうると思っている。

しかし、係る多くの集会に出席し意見を傾聴してみると、「命の
尊厳」を考えるとしながらも、警察の取調べに対する問題や、国
家権力という「不当な圧力」には屈しないといったイデオロギー
的なものを感じてしまうのである。今回の集会でも、耳につく言
葉を思わず「正」の字を書いて数えてしまった。「不当な圧
力」、「国家権力」、「強制捜査」がそれぞれ12、10、9回登場。
命の尊厳という言葉は3回。レジメに3箇所。

取調べたるもの、基本的には強制的なものであると思うし、場合
によっては不当とも受け取れる圧力をかけ、自白させなければな
らぬもの。もちろん冤罪には最大の配慮が必要であり、冤罪が存
在した過去にも目を向けて今後の捜査というものが行われなけれ
ばならない。しかし、「命の尊厳」というお題目が薄れているの
ではというのが正直な感想。お題目より印象に残る言葉の数々に
心惑わされている。

常に思うことは、加害者の人権と、加害者によって人権を侵され
た被害者の人権とは、果たして両立しうるのだろうかというこ
と。私は積極的に死刑問題を考えいきたい。

※共謀罪、スパイ防止法。今後どうなるのか。

※やはり存在した、東条英機氏の像・・・死者に鞭打
つ文化は日本人として理解し難い