2005-10-30
憲法9条に思う

ドラえもんですら、仲間を守るために武器をもって戦う。これも
また戦争には変わりない。そんな番組を見て戦争はいけないこと
だからドラえもんは間違っていると諭す親がいるだろうか。

戦争は悲惨である。しかし、悲惨だからといって戦わなかったな
らば平和が維持できないと考えることは普通のことだろうと思
う。平和維持の為に戦う。平和とは戦いにおいてようやく維持さ
れるものである。

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第2章 戦争の放棄 
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に
希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使
は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
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国際紛争を解決する手段として放棄する。これは一見納得してし
まいがちであるが、ドラえもんに戦うなと言っているようなもの
である。つまり、座して死を待てと言っている。第一項では、侵
略戦争はしないと明記し、自衛のための武力行使は認めると目明
記すべきと考える。

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2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを
保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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よって、自衛隊は軍隊として明記し、自衛のための交戦権は認め
ると明記するべきである。

そして、権利としてて認めることとそれを行使することは別であ
る。権利は明文化し、行使はその時々の政治が議論をする。憲法
にあらゆることを想定して明記することは可能なのだろうか。世
の中はそんなに単純ではない。だから政治がその時々に判断する
責任があるのである。そして、政治家を選ぶ国民にも責任が課せ
られるということになる。国民がしっかり監視する責任を負うこ
と。それが真の文民統制ということにならないか。危機とは想定
の範囲外で突然襲ってくるものである。

交戦権を認めない国家で、よくぞ60年間も戦争が起きなかった
と思う。これはある意味で奇跡である。アメリカの核の傘に守ら
れてきたと認めなければならない。

スポーツ選手は試合に勝つために練習をする。自衛官は戦争を起
こさないために、侵略されないように訓練をする。この違いの解
る国民がどれほどいるのだろうか。あの国と戦ったら間違いなく
勝てないというのにけしかける国家はない。スポーツと違って戦
争の場合、勝てなければ戦わない。命と国家がかかっているから
である。アメリカを侵略しようなどと考える国家などない。

しかし、日本を攻めようと考える国家はあるかもしれない。い
や、既にある。北朝鮮の拉致事件、これは戦時、有事と考えるべ
きである。中国。私は北朝鮮の核よりも中国の核の方がよっぽど
怖い。台湾海峡辺りは第二の中東となろう。

そもそも、交戦権を認めないとする日本国憲法はアメリカが作っ
たもの。アメリカにとって脅威とならないように作られた憲法で
あるということを認識した上で、憲法を考えていかなければなら
ない。

誤解があるといけないので最後に一言。私は平和主義者である。
そして、有事を想定せずして平和は維持できないと思っている。