2006-06-21
さらに、、、、村上ファンド事件から学ぶもの

第4回長尾たかし
のマラソン演説会、7/20開催第14回タウンミ
ーティング、7/23開催・・・ゲスト民主党元代表岡田克也
氏

福井日銀総裁。ゼロ金利政策を取る割りに随分儲けていら
っしゃった。そもそも、中央銀行総裁は「金融取引は慎ん
だほうが良いと」いうことくらいわからなかっただろう
か。今になって、寄付してみたり、給与のカットをしてみ
たり、反省しているのはわかるものの、稚拙な感じがする
のは私だけではないと思う。

日銀総裁や、国会議員の一言はマーケットに影響する。株
やファンドを持つなとは言わないが、在任期間は「凍結」
という法律を作ったほうが良い。どこかの国はそんな法律
があったっけ。証券マンは日本でも株取引を禁じられてい
る。だが、名義を借りて儲けている証券マンも多いと聞
く。

それにしても、凄いなぁと思うのは、村上ファンドの運用
益である。本人曰くプロ中のプロというのも頷ける。彼が
業界から去っていくのはある意味国家の大損害。利益のす
べてがインサイダーならば話は別だが、その情報収集力と
決断力には脱帽である。

果たして、日本の金融機関にこれほどのファンドマネージ
ャーがいるだろうか。世間では村上ファンドはマネーゲー
ムで儲けているけしからん奴らだとレッテルを貼っている
が、インサイダーで儲けていればけしからんというのも当
然だが、基本的に彼等は脳みそにダラダラ汗をかいて努力
してきたはずである。

そんな村上氏がインサイダーで捕まったのはなんとも意外
な感じがするのだが、そもそもインサイダーすれすれの情
報を取ることなど業界では日常茶飯事である。良い情報が
繋がれば場合によってはインサイダーだが、情報がこちら
を裏切って、繋がらなければこちらが大損することもあ
る。インサイダー紛いの取引は実は危険な取引なのであ
る。だからといって、村上氏を擁護するつもりもない。彼
は法を犯した。

この辺りが、マーケットの醍醐味というものだろう。

これを醍醐味と表現することが良いかどうかは別にして、
日本の金融機関はまったくこの枠外で金融機関らしきこと
をしているだけ。すこしは、村上ファンドを見習って、運
用をやってみては如何か?各種手数料収入と債権回収、貸
し剥がし貸し渋り、融資先のサラリー金融業に利益を出し
てもらって、史上最高の利益を上げた。

それで本当に金融機関として胸を張れますか?

証券業界も同じ。加藤氏も指摘しているとおり、証券会社
は、顧客の売り買いの注文の手数料を得る「委託」の他
に、自らが市場で売買して利益を得る「自己」で利益を出
すのだが、立花証券は村上ファンドに投資していたのだ。
あぁ、情けない。

多くの優秀なファンドマネージャはいずこに?「外資、外
資」といっても、全員が外国人ではない。日本の旧態依然
とした金融業界に愛想をつかした日本人が働いているの
だ。

村上ファンド事件からまだまだ学ぶことは多いと思う。