2006-08-25
「美しい国へ」を読んだ

ポスト小泉筆頭・安倍官房長官の「美しい国」を読んだ。
教育や外交問題に関しては大いに賛同するところがある。
本日も日本版CIAをつくる報道がなされた。所謂「保守主義
路線」は歓迎すべきところだが、基本政策という点では、
本当にこの人が総理大臣でよろしいのかと疑問。

なによりも、現在の年金保証制度に何ら問題点はないとし
ている。年金については給付と負担の問題について触れら
れていない。2倍相当額がもらえるのだから、ローリスクハ
イリターンと実に楽観的。年金は破綻しない、運用が赤字
だからといって騒ぐ必要もなしとも明言。人口減少に伴っ
ての国力低下、生産性の低下についても、楽観的。

教育・外交問題に偏りすぎており、行財政政策、景気対
策、社会保障政策についてメッセージを感じない。ポスト
小泉に関して、国民の一人としてかなり不安である。