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| 2006-10-23 |
| 敗因は徹底力の差 |
10日振りのコラム更新。補欠選挙の結 果は皆様ご承知のとおり。 地元でもこれだけ歩いたことはないというほど歩いた。本 部指示とは別の指示で、「小沢流・ドブ板選挙」をたっぷ り実感できた。今後の活動には大いに参考になり、人脈も 出来たものの、やはり敗北となると焦燥感だけが残る。 今後いろいろな人が、いろいろな反省、総括をすると思 う。きっと、政策が伝わらなかったとか、北朝鮮の核実験 などで安倍政権に追い風が吹いたとかのコメントが乱れ飛 ぶだろう。もし、民主党関係者がそんな総括をするなら ば、全く以って、甘いと思う。そのコメントが許されるの は候補者だけであると思う。 私としては「敗因は徹底力の差」と表現するしかない。今 後の戦略戦術に関わるので、詳細を記せないが、徹底力の 差を見せ付けられたというのが実感である。 例えば、宿泊に利用したホテルでのこと。そうそう満室に はならない巨大なホテルだったが、安倍総理選挙区入りと もなると前日から満室。風呂場でも、食堂でも、ロビーで も、「うちでは○○○票は固まった」「あっちのグループ では○○○は見込めるらしい」などと、選挙の話ばかりす る「軍団」が占拠している。当然我が陣営ではない。 また、駅前で活動していると、見慣れた顔、顔、顔。20人 から30人、毎日お見かけする。なんと、私の選挙区から大 勢送り込まれてきている。「あらっ、長尾さんも大変ね ぇ」と笑顔である。これら「部隊」が、後援者訪問や、あ らゆる選挙運動員として大変な活躍をしている。「多勢に 無勢」これ実感。支援団体がこれだけ動いてくれていると いうことは、本体は当然それ以上に物事を徹底させていた ということである。 徹底力といえば、情報管理にも不徹底があった。全国から 寄せられた紹介名簿、情報の内容の不徹底である。 名簿何件提供をノルマとする。これはある意味大切なこと だ。しかし、その名簿を後援者訪問として現地で訪問する 我々にとって、その名簿情報の精度となると、失礼ながら 提供者に格差がある。「○○議員の名簿は確実だ」「○○ 議員の名簿は単なる寄せ集め」。特定提供者の名簿ばか り、ようやく探し当てたところが、駐車場であったり、転 居していたりすると、「名簿整理」に利用されたのではな いかと疑いたくもなる。「誰の紹介だ?そんな奴は知らん っ」となると、当然気が滅入る。確実な名簿となると、訪 問時には既に紹介者から電話なりの連絡が入っており、次 に確実に繋がる。激励を頂けたとなればやる気も出てく る。100件の好い加減な名簿情報より、10件の「繋がる名簿 情報」が必要である。 総力戦とは言うけれど、民主党が総力戦だったかどうか? 今回敵陣からは、「これぞ総力戦」というものを見せ付け られたような気がした。敗因は徹底力の差である。一丸と なりましょう、ひとりでも多くの動員をかけましょう、出 来るだけ選挙区入りをしましょうだけではダメだっ。ノル マを課し確実に達成させる。この徹底力。あぁ、過去私は ノルマ重視の世界に居りながら、こんな単純なことを忘れ ていたのだろうか? 大阪14区から何人の人間が選挙区入りし、部隊として貢献 したか?情報提供がどこまで確度を持って実行できたか? 確度ある情報提供を徹底できたか?さすがに投票日数日前 には、14区各級議員に向け大量の電話作戦をお願いした が、選挙戦全般において、総力を挙げたかどうか?「これ は大阪9区の選挙」という認識があったのではないか? こちらが頑張っている以上に敵が頑張っていたのだ。この 程度の反省しか出来ない自分に嘔吐する。それからはっき り言わせて頂く。私も大した活動が出来なかったが、活動 した振りをしている連中がいる。これは絶対に許せない。 それを皆、気づいていて、黙認している、言葉にしない。 彼らを見過ごすならば、それが民主党の甘さである。 大谷候補は本当に良く戦ったと思う。申し訳ない気持ちで いっぱいである。 |