2006-11-14
核の傘の元に、非核三原則は語れるのだろうか

核武装論議についてのご質問を数多くお寄せ頂いている。
特に多いのが、小沢代表というか、民主党の主張。議論そ
のものの是非を問い、外務大臣の罷免要求は、それこそ民
主主義を否定するようなもの。わたしもそう思う。

さて、自由党時代の小沢代表の言葉。福岡県での講演で
「中国は超大国になろうと軍事力増強にいそしんでいる」
という下りに続いて、「あまりいい気になると、日本人は
ヒステリーを起こす。(日本が)核兵器を作るのは簡単
だ。その気になったら原発のプルトニウムで何千発分の核
弾頭が出来る。大陸間弾道弾になるようなロケットを持っ
ている」と発言したことは、当時新聞各紙で報じられた。
当然、「願わくは中国と日本が共生できる社会が望まし
い」と言及した上での話である。

当時私は、中国共産党情報部関係者に言って中国を強く牽
制できるのは小沢一郎しかいないと確信したものである。
だから、今回の「核武装論議はけしからん」は納得できな
い。特に私の選挙区は、保守主義者の方が多く、「小沢民
主党」に期待している方が多い。イメージとしては、「民
主党」と「小沢民主党」は別個のものである。だから、最
近風当たりが強いので少々困っている。

本日、再度罷免要求を提出したようだ。
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罷免理由は(1)衆参両院において麻生外相は「核武装の
議論」の必要性を繰り返し発言している。(2)安部首相
は非核三原則の堅持を表明しており、麻生外相の発言は内
閣の基本方針からの逸脱である――など。
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鳩山幹事長は「非核三原則を国是とし、核兵器廃絶のリー
ダーシップを取らなければならない日本の外交のトップで
ある麻生外相が、核保有の議論をすべきだと繰り返し発言
していることは看過出来ない」と語ったが、私はこう反論
しようと思う。

「核の傘に守られている日本は非核三原則を語れな
い」・・・これが現実である。

私も非核論者であり、反戦平和主義者である。しかし、日
本が60数年間にわたって何故戦火に晒されなかったのか?
憲法があるからではない。アメリカの核の元にあるからで
ある。


国内の大臣に喧嘩を売る前に、唯一の被爆国として、アメ
リカ、中国、ロシア、イギリス、フランスに、「核を持つ
なっ」と喧嘩を売るべきであろう。しかし、現実にはアメ
リカの核の傘に守られている日本に説得力はない。それ
は、国内議論も同じこと。自国は自国の力で守るべきであ
る。非核三原則は、核の傘から出てから初めて説得力ある
ものになるのではないか。

核を保有するのではなく、私はミサイル防衛構想しか我国
を守る手立てはありえないと思っている。

今の政治家の発言は、この辺りが実に曖昧である。