2008-02-16
豊かになると不満が多くなる

何となく父の言葉を思い出した。

゛昔は食べ物がなくて腐っていなければ何でも食べた。卵
の殻も立派な食べ物だった。腐っているかどうかは臭いを
嗅げば分かるもの。賞味期限?腐っていなければ関係な
い。゛ってな、言葉だったと思う。

゛偽゛という言葉が昨年を象徴し、現在も食品業界のモラ
ルが問われている。賞味期限を偽装することは許されるこ
とではない。しかし、父が大陸で育った頃、賞味期限って
言葉はあったんだろうか?

きっと生活が豊かになると不満が多くなるんだろうと思
う。

物が不足している時代には、゛物があるという有り難味゛
を感じたのだと思う。

食べられるか食べられないかの判断は、腐っているかどう
かの時代から、賞味期限が守られているかどうかに変化し
ただけのこと。日本国内では、年間720万トンが残飯として
捨てられている。経済的に1兆2000億円だそうだ。その一方
で、世界では一日に28000人が餓死している。

豊かさって人間を良くするのか、駄目にするのか?

何事も程々に、サジ加減とは、難しいものだ。