2008-02-24
先生と生徒という関係

本日某中学校の同窓会にお招き頂いた。新任で来られた先
生が、今年60歳で定年退職をされるというめでたい席だっ
た。場違いかと思ったが、たまたまその先生や同窓生の多
くと、顔見知りであったため共にお祝いをさせて頂いた。

そういえば、昨年私も実に34年振りに小学校の同窓会に参
加した。私の場合毎年゛長尾は何処に行った?゛という存
在だったらしい。それが、ミクシィで小学校時代の女友達
から突然連絡をもらって、参加することになった。本日と
同じように、新任で来られた先生の定年退職祝いを兼ねて
いた。義務教育では9人の先生にお世話になるわけだが、何
人の先生とその後お会いすることがあるだろうか。すべて
は先生のご人徳である。更に、その同窓会をきっかけに新
しい輪が広がったりする。

私も人の親として、また立場上、教育現場でいろいろなお
話を聞くことがある。私がお世話になった先生方の時代
と、今とは教育現場がまったく変わってしまっている。本
来、家庭教育がなされるべきことが成されず、学校教育に
シワ寄せが来ている。こんなことを学校で先生が教えなけ
ればならないのかと愕然とすることもある。

学校教育を巡る環境の変化で、先生と生徒という関係に大
きな変化が生じている。おそらく、親の視線があの頃と異
なっていると思う。また、体罰が出来なくなった。当然、
指導方法も変わって来ざるを得ない。先生と生徒という関
係は、友達ではない。しかし、友達関係を求める周辺の環
境が存在している。それで良い筈がない。゛仰げば尊し゛
が卒業式でまったく歌われなくなった。生徒にとって教師
とは゛仰ぎ尊しとする対象゛でなければならないのであ
る。どこでどう道を間違えてしまったのだろうか?

゛親学゛という言葉がある。正常な学校教育環境を取り戻
すためには、自分を含め゛親学゛を実践して行こうと思
う。子供の善導はすべて親の姿勢からはじまると思う。こ
のままでは、我が子が成人して後、昨年や、今日のよう
に、先生の定年退職を生徒が心からお祝いするという宴席
が消滅してしまうかもしれない。