2008-04-07
福田政権何処へ行く

道路特定財源暫定税率分が廃止され、゛地方が困る困る゛
のキャンペーンを張っている政府与党だが、そろそろ化け
の皮が剥がれてきている。

9000億円の地方配分だが、6000億円は都道府県に。しか
し、これらは高速道路や、やたらとご立派なバイパスを国
の直轄事業として作る際に、裏予算として地方から国へと
吸い上げられているのだ。帳簿上地方が使ったことにはな
っているが、本来的には地方が使っている予算ではない。
だから、都道府県は困らない。工事がストップしていると
いうのは、裏予算が地方から吸い上げられなくなっている
国の都合によるものなのだ。

又、市町村へは3000億円分が計上されていたが、これは国
としても補填をしなければならない。では財源は何処から
か?特別会計の中に7兆円の資産、現金で1兆円が眠ってい
る。一般会計においても1兆円程が道路予算の中で使いきれ
ず繰り越されている。これを3000億円の原資とすればよ
い。

要は、これを政府与党が受け入れるかどうか。民主党はこ
れら対案を繰り返し提案をしている。ボールは民主党では
なく、政府与党に投げられているのだ。民主党が反対勢力
として国民を困らせているという構図を捏造したい政府与
党ではあるが、そろそろ弾ギレ。

政府与党との間での政策協調がなされず、それぞれがそれ
ぞれに考えているようではあるが、具体案として纏まりが
ない以上、政策協調は不可能。同じ土俵での議論は、同じ
手続きを踏んだ政策があって初めて成り立つもの。これ
を、゛民主党が政策協調に応じない゛とするアザトイ手
法。国民生活をないがしろにし、政局を優先し、政策を政
局に利用しているのは政府与党の方である。また、野党が
これらの論争を政局に利用するというのは自然の成り行
き。これを厳しく指摘される筋合いはない。野党とはそう
いう立場なのである。

福田政権、一体何処へ行くつもりなのか?