2008-06-16
我が身に降りかかってからでは遅い

5年半以上も朝の駅立ちをしていると、顔馴染みの方々が
多くなってくる。残念ながらその多くはお名前がわからな
い。この時間帯、そろそろ゛あの方゛が来るだろうなぁ、
と思いながら毎朝駅に立つ。親しくお声掛けを頂き激励し
て頂く方、またその逆の方。゛ばい菌゛をよけるように露
骨に゛あんたの支持はしない゛と過ぎ去る方、一言罵声を
浴びせ立ち去る方々、みな゛有権者゛である。

そういえば、Aさんの顔をトンと見なくなった。転勤でもし
たのだろうかと心にも留めていなかったが、一昨日、Aさん
の奥様と思われる方からメールを頂いた。Aさんは先週お亡
くなりになったとのこと。このAさん、間違いなく長尾たか
しが嫌いであり、特に小沢代表になってからの民主党が大
嫌い。お顔を見るとこちら側が少々心が折れてしまう感じ
の方だった。

Aさんは突然倒れ、リハビリを続けていらっしゃったらし
い。闘病は1年以上続き他の病気を発症され逝去されたよ
うだ。「好き嫌いで政治を見てはいけなかった。駅によく
長尾たかしが立っていたが、彼のような若者が純粋に゛日
本を良くしたい゛と思っているのに、耳を貸さなかったこ
とが悔やまれる」と日記に記してあり、今回奥様がメール
を下さった。

「キムタクのテレビドラマを見ていて長尾さんのことを思
い出したようです。何か身に降りかからないと政治の役割
ってわからないものですね。いろいろとご苦労もあると思
いますが、頑張って下さい。」と記されてあった。医療制
度問題で大変なご苦労をされたそうである。Aさんのお名前
とお顔が一致している確信がないのだが、たぶん゛あの
方゛だと思う。今は、ひたすらご冥福をお祈りしたい。そ
して、私の活動を見ていてくださいとお伝えしたい。

゛身に降りかからないと、、、、゛、身に降りかかって路
頭に迷うのは国民である。拉致被害者家族の横田早紀江さ
んの口癖、「みなさん、どうか他人事だと思わないで下さ
い」が、身に染み入る。街頭宣伝活動でご一緒するといつ
もこの言葉を発せられる。一見、上から見下す言葉に聞こ
えるというご指摘を頂くのだが、そうは思わない。日本人
に対する゛警告゛と思えば自然な言葉だ。他人事のうちは
政治など興味がない、これは正常な国民感情かもしれな
い。しかし、我が身の問題となった時はもう遅いのであ
る。

゛政治とは絶望との戦い゛である。それでもやる価値があ
ると思っている。民主党にとって追い風で、感触が良い毎
日ではあるが、いつ潮目が変わるかワカラナイ。時には、
罵声を浴びようと、うまくいかなくとも、我が道は一つで
ある。この道こそ真実と確信し今日も我が身を世間様に晒
す日々である。

※Aさんの奥様からご了解を頂いてコラムを記しています。