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| B【長尾たかしの考え方】・・・今、私達の金融財産が危ないっ |
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1.必要な道路は作ればよいが、、、、、 2.日本国債の問題はわたしたちの金融資産の問題です 3.国家ぐるみの自転車操業・・・国債は60年後に償還される 4.私達の金融資産は国債に投入されるばかりではいけない 5.デフレ経済は「買い手に極楽、売り手に地獄」 6.インフレターゲットの大間違い・・・デフレの3大原因を分析する 7.新しい産業を構築するほか手段はない・・・付加価値の創造 8.政・官・業癒着構造のお財布代わりに成り下がった金融機関 9.新規に銀行を作ろうっ。 10.21世紀技術革命の旗手たちに焦点を当てる時代 |
8.政・官・業癒着構造のお財布代わりに成り下がった金融機関 | |||
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金融機関の役割には3つあります。 一つは預金に利息をつけること、二つ目にはより安い手数料で決済業務を提供すること、三つ目には新しい産業や企業に融資する、後方支援をすること以上三つです。しかし、預金をしても利息はつかず、自分でATMを操作しているのに高い手数料を取られる、企業に対して貸し渋り、貸し剥がしを小口レベルで行っているのが現状です。 どんなに経営が苦しくとも利息を確実に支払い、一度たりとも返済期限を遅れる事がなかった返済能力に全く問題のない優良債権に対して、貸し渋り、貸し剥がしが行われる。その一方で、政・官・業の癒着構造の中にある特定のゼネコン、流通機関、リース会社、住宅メーカーなどには、借金の棒引きを行っています。借りたお金は必ず返し、貸したお金は必ず回収してこそ金融が正常に成り立つはずです。しかし、借りた金も返さない、貸したお金も回収しない。挙句には、どんな優良な企業よりも安い金利で追加融資をしている金融機関が、まともに成り立つはずがありません。 資本主義の世の中ですから倒産する企業がでてくるのは仕方がありません。問題なのは、市場から撤退、退場しなければならない企業が、ゾンビのように生きながらえていること。自分が死んだことにすら気付いていないゾンビ企業を、政・官・業癒着構造の元、利益誘導型の政策に利用する構造が我国の危機の本質なのです。 だから多くの金融機関は経営が苦しいのです。適者生存の大原則を欠いている市場経済に明日はありません。結果として金融機関に預けられている私達の大切な個人金融財産が無駄に使われ、不良債権化してしまっているのです。 私達の足元の問題、お財布の中身の問題に直結するのです。 りそな・ホールディングスへ1兆9600億円の公的資金が投入されました。98年、99年と今回で3回目。一体この銀行は、私達の預金を不良債権化させてしまった挙句、何回もの公的資金投入を受ければ気が済むのでしょうか。1兆9600億円、あまりにも金額が膨大すぎてピンと来ませんが、すべて私達の血税なのです。 |